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  • ガーディアンズ・オブ・ホールム

    トラップ系タワーディフェンス。クリスタルを目指して迫りくるモンスターの群れに対して、通路の壁や床に罠を仕掛けたり、兵士を召喚したりして対抗する。

    使用できる罠はカード形式で、マップクリア時やイベントで3つの選択肢の中から1つを選んで追加していく。カードは2回まで強化可能。また配置した後も複数回強化が可能。罠の他にスペルが使え、ここぞというときの助けになる。また能力値や環境などを有利に変えてくれるアーティファクトもあり、この3つを強化しながら進んでいく。

    序盤は敵の出現箇所も1ヶ所だし、敵の種類も弱いので、適当に罠を配置していれば倒せる。本番は敵の出現箇所が2ヶ所になってから。通路を塞ぐことで敵のルートを誘導できるので、敵を上手に誘導し、効率的に罠を配置していく必要が出てくる。

    プレイヤーキャラは3種類いて、それぞれ特徴のあるカードを取得できる。またゲームクリアまたはゲームオーバー時に得られるポイントを使って新しいカードを取得したり、永続的に強化したりできる。なので途中でやられても繰り返し遊ぶモチベーションを保ってくれるし、やりこみ要素にもなっている。

    個人的に好きなのが、敵の位置を移動させる罠。押し出したり弾き飛ばしたりフックで引っ掛けたりして移動させ、落とし穴に落としたり、手前に押し戻したりできる。他にも蛙にする罠や敵を最初の位置に戻す罠など、個性的な罠もある。タワーディフェンスにしては罠の種類がかなり豊富なので、そういう点でも楽しい。

    1つの戦闘は数分から十数分だが、その戦闘を20回くらい繰り返さないといけないので、1ゲームのプレイ時間は結構長くなる。途中セーブはできるのでご心配なく。

    日本語対応で、翻訳も良い感じ。たまに単語のブレや誤訳はあるけれど、遊ぶのに支障があるほどではないので問題ない。

    ゲーム自体は少々大味であることは否めないが、なぜか繰り返してしまう楽しさがある。

  • 無双OROCHI2 Ultimate

    ごちゃまぜ無双シリーズ。戦国無双、三國無双にあれやこれやのキャラも加え、総勢130以上のキャラを使用できる。異世界に迷い込んだヒーローたちが、協力したり戦ったりしていく。
    先に言っておくと3は遊んでないので2だけの感想。

    通常モードでは3人でチームを組み、入れ替わったり、同時に戦ったりする。入れ替わりによるコンボは強力で、難易度が低い間はそれを繋いでおけばよほど強い相手以外は倒せる。このあたりはいわゆるお祭りゲームで、戦国、三国と比べると多少大味。しかし無双はこのくらいでいい。技も演出も派手で、敵もそこまで固くなく、さくさくと遊べる。

    ストーリーは完全オリジナルファンタジー系。キャラを登場させるためにかなり強引な展開もあったりする。メイン以外ではおふざけストーリーもあったりやりたい放題だが、お祭りゲーなので特に問題なし。

    複数の世界が交錯しているので、実際には合うはずのないキャラ同士が会話したり、戦ったりしていく。キャラ同士の会話のバリエーションは多いわけではないが、戦闘以外でも親密度が上がると特定のキャラとは会話が発生するなどのおまけもある。

    やり込み要素が異常で、レベルカンスト後の転生が9回もできる。さすがにこれはやりきれなくて心が折れたが、必須ではないのでやり込みたい人だけやればよいだろう。

    メインモード以外にカードを使ったバトルとか、ローグライクみたいなモードもあるが、正直あまりやっていない。Empiresのような戦略的なモードもあればよかった。

    無双としては異端だが、簡単操作でさくさく戦えて小気味いい、ある意味とても無双しているゲーム。メインモードでひととおりストーリーを遊ぶだけでもそこそこなボリュームがあるし、おすすめ。

  • Hexarchy

    ほぼCivilizationな4Xとカードゲームが融合。Civilizationといってもほぼ1かそれよりカジュアルでかなり大味。それでもカードとの組み合わせでランダム性が生まれ、けっこう楽しい。

    入植者が町を作り、住民が周辺の地形から得た収入を使ってあれやこれややっていく。建設やユニットの作成、新しい技術の発明は持ち札からランダムに出たものから選んでいくので、常に思ったような行動が取れるわけではない。序盤は少ないカードしかないが、技術の発明によってカードが増えていき、選択肢の範囲も広がる。

    カードには建築コストがあり、プレイヤーの持つ建築ポイントを使って使用する。また建築コストだけでなく素材やお金、研究ポイントが必要なカードもあり、生産や取引でそれらを入手することで選択肢も増える。ただし持てる素材の数は限られているのでなんでもかんでも持っていればいいというものでもない。

    任意のタイミングでカードを「破棄」することで建築ポイントや研究ポイントが得られる。ただし破棄すると二度と出現しなくなる。いらないカードを見極めたり、ここぞというときに破棄してポイントを使っていくというのも戦略の一つ。

    先にも書いたが、けっこう大味な印象。難易度もCivilizationほどではない。またカードの種類や研究ルートは固定なので、だんだんプレイする手順が決まってくる。それでもカードのランダム性と4Xをけっこううまく融合させている。プレイ時間はCivに比べるとかなり短めに設定されていて、週替り、日替わりのチャレンジなどもを用意して工夫もしている。カードや軽い4X好きにとっては良いゲームだと思う。
    日本語も違和感なくちゃんと翻訳しているので、その点はご心配なく。