ほぼCivilizationな4Xとカードゲームが融合。Civilizationといってもほぼ1かそれよりカジュアルでかなり大味。それでもカードとの組み合わせでランダム性が生まれ、けっこう楽しい。
入植者が町を作り、住民が周辺の地形から得た収入を使ってあれやこれややっていく。建設やユニットの作成、新しい技術の発明は持ち札からランダムに出たものから選んでいくので、常に思ったような行動が取れるわけではない。序盤は少ないカードしかないが、技術の発明によってカードが増えていき、選択肢の範囲も広がる。
カードには建築コストがあり、プレイヤーの持つ建築ポイントを使って使用する。また建築コストだけでなく素材やお金、研究ポイントが必要なカードもあり、生産や取引でそれらを入手することで選択肢も増える。ただし持てる素材の数は限られているのでなんでもかんでも持っていればいいというものでもない。
任意のタイミングでカードを「破棄」することで建築ポイントや研究ポイントが得られる。ただし破棄すると二度と出現しなくなる。いらないカードを見極めたり、ここぞというときに破棄してポイントを使っていくというのも戦略の一つ。
先にも書いたが、けっこう大味な印象。難易度もCivilizationほどではない。またカードの種類や研究ルートは固定なので、だんだんプレイする手順が決まってくる。それでもカードのランダム性と4Xをけっこううまく融合させている。プレイ時間はCivに比べるとかなり短めに設定されていて、週替り、日替わりのチャレンジなどもを用意して工夫もしている。カードや軽い4X好きにとっては良いゲームだと思う。
日本語も違和感なくちゃんと翻訳しているので、その点はご心配なく。
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