目次
3Dアドベンチャー
Hormsick
廃墟探索アドベンチャー。人気のない廃墟の中にたった一人の主人公が、廃墟から脱出するために探索をする。脱出系アドベンチャーだが、廃墟の造形と夜の表現がとても印象的。廃墟の表現がとにかく良い。そして切ない。
Papo & Yo
南米産のアクションアドベンチャー。現実のような夢のような、カラフルで不思議な建物の並ぶ世界に迷い込んだキコは、謎の少女や暴れだすと手がつけられない「モンスター」と出会う。戦闘のない謎解きタイプのアクションアドベンチャー。モンスターを誘導したり、建物を動かして、道を見つけたりしながら進んでゆく。現実を思い出すとともに成長をしていくキコ。南米独特の明るい太陽を感じさせる世界観と、ゆっくり重くのしかかる暗さを併せ持つ、不思議なゲーム。日本語非対応。
3Dアクション
Overlord
悪のピクミン。悪のロードとなって、子鬼たちを使役し、悪逆の限りを尽くす・・・かと思いきや、善人ルートも選べたりもする。2も出ているが未プレイなので1のご紹介を。有志の日本語化はあるが入手困難かも? 拡張版のRising Hellと、続編の2も出ている。
Superflight
岩山の間をひたすら落ちていくフライト?3Dアクション。スカイダイビングの容量で滑空していくキャラクターを、とにかく岩壁にぶつからないように操作していく。壁に近いところや空洞を通るとポイントが加算されていく。危険であればあるほどポイントは高くなるが、壁に激突するリスクも高まる。最下点かワープポイントに入ると別マップに移動する。爽快感あり、でも操作はけっこう難しい。日本語非対応だが落ち行くだけの者に言葉は必要ない。
2Dアクション
BLASTRONAUT
テラリアっぽい見た目の横スク箱庭アクション。武器が基本爆破系で、床や壁をぶっ壊しながら道を作って進んでいく。壊した壁からは素材が出るので、それを集めて精製したり建築したりツールを作ったりして拠点や自分を強化していく。テラリアほど建築要素はなく、建てるのは基本的に役に立つ設備。装飾系はない。そのあたり割り切って作られている。最初からジェットで飛べたり、武器でドカドカ壊したりできてとにかく爽快。
Broforce
テンポの良いドット絵横2Dアクション。どこかで見たことあるようなないような様々なハリウッドキャラっぽい何かを操作して、テロリストたちを粉砕する。仲間を助けるか、敵にやられるかするとキャラがランダムで変更される。各キャラはそれぞれ特徴的なメイン武器とスペシャル武器を持っていて飽きない。マップ作成機能とワークショップもあるので無限に遊べる。
Cargo Commander
宇宙でサルベージ作業をする横画面2Dアクション。宇宙の果てで、飛来してくるコンテナにドリルで壁に穴を空けて探索して、積み荷を回収していく。中にはコンテナを占拠するエイリアンもいて、パンチと銃器で戦う。面白いのはコンテナごとに重力の方向が違うこと。そんなゲーム他に見たことない。マップは入力した文字列によって決まるので、ランキング上位を目指すもよし、誰も訪れていない空域を制覇するもよし。
Door Kickers: Action Squad
Door Kickersのドット絵横スクロールアクション版。SWATの一員となり、テロリストが占拠する建物を攻略する。アサルトやブリーチャーなどいくつかのクラスがあり、それぞれ装備やスキルが異なる。スモークやフラッシュバンをうまく使い、人質を傷つけないようにしながら敵を排除せよ。
Mark of the Ninja: Remastered
ステルス系横画面2Dアクション。タイトルの通り忍者が主人公。天井から、床下から、敵の背後や頭上に忍び、気取られることなくその生命を断つ。すごくぬるぬる動く。敵の視界が見えるなど、ステルス系としては親切設計で遊びやすい。公式で日本語対応。
NOT A HERO
ドット絵のハイテンション横2Dシューティング。世界を救うために市長になる、と自称する暴力ウサギのバニーロードの手下となり、ギャングや敵対組織のビルに侵入して暴れまわるガンアクションシューティング。ドット絵なのに、敵も味方も物陰に隠れながら撃ち合う。日本語非対応。
One Finger Death Punch
棒人間が戦うシンプルな格闘アクション。左右から迫りくる敵を、マウスの左右ボタンだけで操作して攻撃する。とてもシンプルだが、敵の種類によって左右のコマンド入力が必要となったり、敵が落とす武器を使って強力な攻撃をしたりと、やってみると実は奥が深い。さっくりと気軽に遊べるゲームでありながら、難易度が上がってくると、反射神経と集中力がかなり要求される。セールなどではかなり安くなるが、その値段以上には遊べる良作。
Rogue Legacy
鎧と剣の世界のローグライク+横画面2Dアクション。入るたびにダンジョンの構造が変わるだけでなく、毎回プレイキャラも変わる。職業、特技や特徴、弱点が毎回ランダムに決まる。やられると最初からだが、子孫にお金の一部とスキルとアイテムを引き継いでいけるので、何度もリトライして徐々に一族を強化していく。アクション性高し。一部日本語化するMODあり。2も出てる。
Spelunky
お宝探検系ローグライク+横画面2Dアクション。入るたびに変わるダンジョンを、お宝目指して下へ下へと進んでいく。名前の通りスペランカーをトリビュートしているが、少々高いところから落ちても即死はしない。武器を拾って投げたり、人を拾って投げたり、犬を拾って投げたりできる。アクション性高し。難易度ちょっと高め。
SteamWorld Dig
Steamworldというロボットの世界を舞台にしたシリーズの中の、下スクロール穴掘りアクション。砂漠の荒野をひたすら下層目指して掘り進んでいく。マップは毎回微妙に変わるローグライク系。資金をためて装備を強化していく。
Super Time Force Ultra
ドット絵の横スクロール2Dシューティング。時間を旅する力を持った組織の一員となり、歴史改変するために様々な時代へ行って暴れまわる。射撃方向は横、上、斜めの8方向。キャラごとに基本武器と溜め撃ちの効果が異なる。特徴的なのは「時間を巻き戻す」システム。これにより、過去に戦ったキャラクターの行動を残したまま、別のキャラクターを追加することができる。やられても時間を巻き戻してキャラを変えてリトライ。やり直しは何十回もできるので、最終的に数十人もの「過去の自分」と共闘することになる。日本語対応。
Vertical Drop Heroes HD
ひたすら下に降りていくローグライクな2Dアクション。プレイごとに武器とサブアイテム、アビリティの異なるキャラを選び、敵を倒しながら最下層にいるボスを目指す。アクション性やや高し。
シューティング
CRYPTARK
2D横シューティング+ローグライク。エイリアンに占拠されたコロニーや宇宙船を探索し、エイリアンのブレインを破壊することが目的。宇宙空間なので、プレイヤーは上下左右自由に移動でき、銃、グレネード、シールド、近接攻撃などを駆使してエイリアンと戦う。マップやサブミッション、入手できる武器等がプレイするたびに変わり、状況に応じて適した攻略を求められる。
Neon Chrome
SF系見下ろしの2D全方位型シューティング。Neon Chromeという企業?の支配する未来のビルで、迫りくる兵士や機械を打倒しながら進んでいく。マップやアイテムは毎回変化するローグライク形式。武器はメインの銃と、サブのボム系の2種。マップ内で新たな武器を拾ったり、レベルアップさせたりしながら上層階を目指していく。薄い壁は攻撃で破壊できる。死んだりクリアするとスタート地点に戻り、得た資金をでステータスアップを購入して次第に自身を強化していく。クリアするとより高い難易度で挑戦できる。最初はシビアなゲームだと思っていたら、慣れてくると良いバランス。
One Step From Eden
ドット絵シューティングローグライク。マス目を移動しながら、敵と撃ち合いをする。特徴的なのは装備される2つの特殊攻撃。持っている複数の攻撃がランダムでセットされ、使うと次の特殊攻撃に切り替わる。特殊攻撃にはコストがかかり、当然強い攻撃ほどコストが高い。新たな特殊攻撃はランダムに選ばれた複数の中から1つ選んだり、お店で買ったりして入手できる。特殊攻撃同士での相性もあり、どういう特殊攻撃を選んでいくか、どういうタイミングで使っていくかで攻撃力も大きく変わってくる。基本シューティングなのでテンポがかなり早く、瞬間の判断力と反射神経が必要。腕と運と戦略、いろいろと必要で組み合わせが楽しい。
FPS(ファースト・パーソン・シューティング)
Deep Rock Galactic
エイリアンはびこる最果ての惑星で、ドワーフたちが鉱石掘りまくるFPS。4人までの協力プレイが可能で、協力前提でゲームがデザインされている。4つのクラスがあり、それぞれが弱点を補うような装備を持っていて、協力プレイすることで行動力が大きく広がり、鉱石回収の効率も飛躍的に上がる。また、あらゆるランダムに生成されるマップ内の地面がどこでも掘れるのも特徴。おっさん度の高い硬派なゲーム。
Immortal Redneck
ピラミッドを探索するローグライクFPS。ランダムで出現する50種の武器と、善悪さまざまな効果のある100種のカードを入手しながら、毎回構造の変わるピラミッドダンジョンの頂点を目指す。カジュアルめのFPSだが、弾薬数が比較的厳しいため、着実に狙って撃つことが重要となる。またカードが半分くらいネガティブな効果なので拾った方がいいのか悩む。日本語対応していて遊びやすい。
SUPERHOT
ポリゴン状の赤い敵を撃ったり殴ったりして倒していくFPS。変わっているのは、こちらが動くことで敵も動く、ということ。動かない間はマトリックスのバレットタイムのように時間が非常にゆっくりと流れ、その間に動き方を考えて、敵の弾や攻撃を交わしながら戦う。マップや敵の出現箇所は固定なので一通り遊んだら終わりな感じ。
SUPERHOT: MIND CONTROL DELETE
動くと時間が流れるFPS、SUPERHOTの拡張版。ゲームプレイはそのままに、スキルを獲得しながらランダムなマップを進んでいくローグライクモードが追加された。ずっと同じパターンのストーリーモードより断然楽しい。常に一撃で殺されていたのがライフ制になったり、新たな敵や新たな武器が追加もされている。SUPERHOT本編が楽しかった人も、そうでない人もたっぷり楽しめるだろう。
UNLOVED
不気味で閉鎖的なダンジョンの中で、襲い来る異形と戦いながら脱出を目指すローグライク系FPS。プレイするたびにマップやアイテムの配置が変わるローグライク的な構成になっている上に、アイテムを拾えば拾うほど敵が増えるというシステム。襲い来る敵がサイレントヒルのような不気味な造形で、動きや音も不気味で良い。
Viscera Cleanup Detail
SFお掃除作業3Dアクションゲーム。戦闘や殺戮で血みどろになった施設の中を、モップやバケツでお掃除する。現場には死体やら廃棄物やらも転がっているので、それらも焼却処分。ゲームの中でまでなぜ仕事を、と思うが、やりはじめるとなぜか無心で作業してしまう。
Void Bastards
宇宙を舞台にしたSFローグライクFPS。粉から復活された受刑者が廃棄船に乗り込み、そこに巣食うエイリアンと戦いながら素材やアイテムを集めていく。集めた素材を組み合わせて武器や装備を作り充実させてゆき、さらに難易度の高い宙域へと進んでいく。素材の他にお金や弾丸、燃料や食料も入手でき、戦闘だけでなくそれらのリソースの管理も重要となってくる。船の構造はパターンが決まっていて限られているが、船の属性や配置される敵が毎回ランダムに変わるので、それぞれの状況に応じた行動が重要になる。ノーマルモードならやられても入手した武器やアイテムは保持されるので、リトライしていればいつかはクリアできる。しっかり日本語対応しているので遊びやすい。
TPS(サード・パーソン・シューティング)
The Bureau: XCOM Declassified
地球侵略に来たエイリアンと戦うゲームXCOMの、外伝的TPS。主人公は2人の部下を引き連れて、おなじみのエイリアンたちと銃撃戦を繰り広げる。特徴的なのは、戦闘中に時間を止め、部下に移動指示を出したり、自身や部下のスキルを使うコマンド入力ができること。TPSながら半分ストラテジーのようになっている。なお、ミッションは選択できる体になっているが、ほぼ一本道。公式に日本語対応。
Red Faction Guerrilla
レジスタンスの青年が火星で地球軍相手に大暴れする箱庭型TPS。とにかく特徴的なのは、建物をぶっ壊せること。ハンマーや爆弾やロケランやロボットで建物をどっかんどっかんと破壊していくのは爽快以外の何者でもない。そして建物を壊すことが、単なるおまけではなく、シナリオを進めたり、お金をためたりといったゲームの根幹と密接に絡んでいるのがまた良い。リマスター版になり、日本語対応とのこと。
Tom Clancy’s Rainbow SixR Vegas 2
特殊部隊の隊長となり、2人の部下を従えて任務をこなしていくリアル系TPS。物陰に隠れるという動作ができ、そこから覗き込んで射撃したり、銃だけ出して乱射したりできる。部下に命令を出して、部屋の入り口の各ドアに待機させて一斉に突入、なんてこともできる。古いけどけっこう遊べる。
3D RPG
Portal Knights
マイクラっぽいサンドボックス系3DRPG。複数に分断された「島」からなる世界を救うため、ポータルナイトが冒険する。採掘や収穫、クラフトもあり、建物を建てることもできる。マイクラに比べると戦闘重視となっていて、敵のタイプや装備の種類も多い。クラスも戦士、弓兵、魔法使いの3種があり、それぞれレベルアップで専用のスキルを覚えて強くなっていく。公式で日本語対応。
RPG(ロール・プレイング・ゲーム)
Hand of Fate
どこに分類するか困るのだが、カードによるアドベンチャー+見下ろし3Dアクションのゲーム。カードを選んでいくアドベンチャーパートでは、引いたカードと選択肢により、イベントが起きる。時にアイテムを入手し、時にダメージを受け、時に戦闘に突入する。戦闘パートは打って変わって本格的で、ガードや回避、カウンターを駆使したアクションとなる。シナリオを進めることで新たなカードを入手し、そのカードで新しいイベントに遭遇していく。公式に日本語対応。
Hand of Fate 2
「Hand of Fate」の続編となる、カードアドベンチャー+アクションRPG。前作の正統な進化を遂げており、遊びにくい点や不満だった点が、かなり改善されている。主人公がいかついのも健在。今回は女性キャラも選べるがやはりいかつい。アドベンチャーパートでは、イベントカードを引きながらマップを進んでいく。選択肢やチャレンジにより結果が代わるゲームブックのような様相。戦闘パートはガードと回避がとても重要となるゴリゴリのアクション。装備が重要ではあるが、テクニックがあれば装備が弱くてもなんとかなるという絶妙なバランス。日本語も対応しているので心配なし。
King’s Bounty: Crossworlds
ファンタジー世界のRPG。マップ上を探検し、待ち構えている敵と接触すると戦闘がはじまる。戦闘は六角マス目のタクティクスタイプ。このパッケージには複数のゲームが入っている。変わっているのはパーティの編成の仕方で、人やモンスターをお金で雇って戦わせる。戦闘でやられてユニットの数が減ってきたら、またお金で補充。自分のパーティの強さと、マップ上の敵の強さや種類を見比べながら、倒しやすい相手から倒していくことになる。1作目は機械翻訳、2作目は関西語翻訳がある。
ハック&スラッシュ
Titan Quest
古代ギリシャ時代を舞台にしたDiablo系ハック&スラッシュ。比較的リアル系でややストイック。マップは固定。ハクスラの中では評価が高い。日本語対応。
Torchlight II
Diablo系ハック&スラッシュ。ポップなキャラと派手な演出で、テンポよく遊べる。ハクスラとしては難易度控えめ。マップは基本固定だが、クリア後にランダムマップでも遊べる。MODが豊富。マルチプレイも可能。Steam Workshopに日本語化MODあり。
ローグライク
ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪
Slay the Spire+クレーンゲームという異色のローグライク。クレーンで掴み、拾い上げたアイテムを使って敵と戦っていく。攻撃と防御があり、防御は1ターンで消滅するというスレスパのお決まりのルール。クレーンでうまく掴めば複数のアイテムを拾って強くなるところが斬新。敵を倒すごとにアイテムを選んでいくこちらもお決まりのシステムだが、攻撃や防御だけでなく、水を満たしたり、金属を引き寄せたりと、クレーンゲームならではのアイテムもあって面白い。難易度はそれほど高くないので、クリアするだけならカジュアルに遊べるし、釣り上げるのが単純に楽しい。慣れてくると強デッキが固定されていくのはスレスパ系の宿命か。
探検
Curious Expedition
探索系ローグライク。未開の地を探索して黄金のピラミッドを見つけ、最終的にライバルよりも名声を得ることが目的。マップ上のマス目を移動して未探索の場所を明らかにしていき、村や洞窟などに入ってイベントをこなし、アイテムやお宝をゲットしてピラミッドを目指す。敵は野生の獣と、狂気。ドット絵が特徴的。難易度高め。
Curious Expedition 2
未開の世界探索アドベンチャーの第2段。奇抜で斬新だった前作を受け継ぎながら、フィーチャーを増やした続編。前作はライバルとの競争だったが、今回はメインシナリオがあり、そのクリアが目的となっている。そのためときおり挿入される避けられないメインクエストがあり、そこについては賛否あるかと。ただしゲームとしては様々な点で改善され、遊びやすくなっている。前作ではほぼ悪いことしか起きなかったランダムイベントは、良いこと悪いこと半々くらいになり、またキャラクターの特性や選択肢によって回避もできたりする。原住民の好感度についても指標がわかりやすくなり、狂気度の救済方法も増えた。人によっては「ぬるくなった」と思うかもしれないが、個人的にはこれくらいのバランスの方が良い。またドット絵だった全開と違い、今回はきれいなイラストでヌルヌル動く。戦闘方式がまったく変わっているのでその点は注意。万人におすすめとはいわないが、探検が好きな人にはきっと気に入ってもらえると思う。
Renowned Explorers: International Society
探検系ローグライク。名声を得るため、冒険者たちは世界の謎に挑む。「Curious Expedition」がマップ探索型であるのに対し、こちらは文章を主体としたアドベンチャー的な探検がメイン。3人のキャラクターが、行く先々で遭遇する困難に対して、選択肢と技能を駆使して立ち向かう。戦闘はヘックスタイプだが、特徴的なのはただ倒すだけではなく、相手を言い負かしたり褒め殺したりして、とにかく心を折ることで勝利できるということ。文章量がそこそこ多いが日本語非対応だが有志の翻訳があって助かる。
惑星探索
ASTRONEER
ポップなグラフィックスの惑星探索ゲーム。削り銃で木や石や地面を削って素材化し、アイテムや設備を作っていく。戦闘はほとんどなく、建築の要素もあまり多くない、どちらかというと探索と採掘がメインのゲーム。歩いたり乗物に乗ったりして、地表や地下を進んでいく。惑星には酸素がなく、常に酸素とエネルギーの供給が必要となる。酸素やエネルギーは基本的には酸素供給器などからケーブルを繋げることで補給できる。ケーブルを伸ばしながら徐々に行動範囲を広げていくのが楽しい。ある程度素材が集まったら、ロケットを作り、星系内の他の惑星へ移動できるようになる。星ごとに得られる素材が違うので、星を巡って様々な素材を集め、レアなアイテムや設備を作っていく。星系全体に渡る謎があるらしいが、謎解きまでこなそうと思うとけっこうがっつりやり込む必要がありそう。
No Man’s Sky
超未来、星から星を渡り歩いて、資源を掘り出したり、クエストをこなしていくTPS。建築もできる。惑星間は小型の宇宙船で移動でき、大気圏を出るときや星に近づいていくときの演出が素晴らしい。戦闘メインではなく、採掘がメイン。一番の敵は、灼熱の星や放射能の星、極寒の星などの環境とも言える。兆を越える数の星があり、アップデートも頻繁にされている。アノマリーという言葉はこのゲームで覚えた。秒順でVRに対応している点も良い。
タクティカル
Breach & Clear
リアル系の兵隊タクティカルストラテジー。複数の兵隊に指示を出し、作戦を確定すると、敵味方が一斉に動き出す。ターン毎に進行し、マス目で移動する。
Door Kickers
リアル系の兵隊タクティカル。複数の兵隊に指示を出し、作戦を確定すると、敵味方が一斉に動き出す。一連の動きを先行入力し、最後まで一気に実行させることも可能。Steam Workshopに日本語化MODあり。
Galaxy Squad
宇宙を舞台にした、いわゆるXCOMタイプのタクティカルストラテジー+ローグライク。物陰に隠れながらコマンドで敵と銃撃戦を繰り広げる。グラフィックスはポリゴンカクカクでいかにもインディーぽい。宇宙空間を移動し、星や宙域で遭遇した敵と戦っていく。移動に燃料を消費したり、イベントで船体が傷ついたりするので、ステーションでの修理や補給が必要となる。また仲間もステーションで勧誘して増やしていく。ローグライクらしく、マップや出現する敵、移動先でのイベントはランダム。戦闘はまさにXCOM。出現するアイテムにもうちょっとランダム性があるともっと良くなるかも。大味ではあるがけっこう楽しい。日本語非対応。
Hard West
西部劇っぽい世界を舞台にした見下ろし型ガンタクティクス。いわゆるXCOM系。戦闘はコマンド入力による、遮蔽物に隠れながらならず者との銃撃戦。遮蔽物による回避効果が高く、自分は隠れつつ、いかにして敵の横や後ろを取るかが鍵となる。マップパートではシナリオに応じてさまざまなイベントをこなしていく。有志による日本語化あり。2も出てる。
Invisible, Inc.
スパイとなって敵企業に侵入するステルス系見下ろしストラテジー。2人のスパイと、ハッキング能力を持ったAIを操作する。戦闘も可能だが、基本的に戦闘を避けて敵に見つからないように行動し、目的を果たしていく。ドア越しに部屋の中を伺い、敵の動きを観察し、時に陽動し、厳重な警備の中をかいくぐっていく。Workshopに日本語化MODあり。
Shadow Tactics: Blades of the Shogun
なんちゃって江戸時代を舞台にした忍者ステルス戦術ゲーム。影に忍びながら敵を倒し、あるいはやり過ごし、あるいは欺いて任務を遂行していく。行動がリアルタイムに進行するため、一瞬の判断が重要となる。複数の仲間に同時に指示を下して一気に敵を無力化するなどのアクションも可能。前編吹き替えだが、日本語訳がたまにおかしい。声優さんも大変だ。
SteamWorld Heist
Steamworldというロボットの世界を舞台にした横スクロールガンタクティクス。宇宙を駆け巡り、敵の船に乗り込んで銃撃戦を繰り広げる。ぱっと見アクションのようだが、アクション要素はほぼなく、射撃の角度を選んで狙った場所に弾を打ち込んでいくタクティカル系。撃った弾は重力で落ちたり、壁で跳弾したりするので、弾道の読みが重要。物陰に隠れつつ、敵の背後を取ったり、ヘッドショットを狙って大ダメージを与えろ。
SteamWorld Heist II
前作「SteamWorld Heist」を正統派で受け継いだ続編。今回の舞台は海の上。船を駆って縦横無尽に暴れまわる。ゲームのメイン部分は前作と同じ、横画面のシューティングシミュレーション。コマンド形式で銃で狙って、ヘッドショットやら跳弾やらで敵を倒していく。前作と違うのはクラス制。どのキャラも全ての武器が使えるようになり、自由にクラス変更してビルドできる。遊ぶ幅は広がったものの、キャラごとの能力以外はどのキャラも似たようなスペックになるのは良し悪しか。もう1点はマップ上での戦闘。前回は行き先を選んで移動するだけだったが、今回は船を操作しての移動で、シューティングバトルもある。これも良し悪しで苦手な人は苦手かも。ゲーム自体はしっかり作られてて、しっかり遊べる。前作よりはちょっとぬるいかも?
XCOM: Chimera Squad
名作タクティカルXCOMのスピンオフ作品。XCOM2の後のエイリアンと人間が共存する世界で、とある街の治安を守る遊撃部隊となり事件を解決していく。基本的にはXCOMと同じく、高低差のあるマップ内を、遮蔽物に隠れながら銃撃するタクティカル。ただしXCOMに比べてマップが小さい。部屋への突入からはじまり、移動することなく戦闘が開始する。エイリアンやサイキッカーを含む混成部隊で、XCOMのようなクラス制ではなく、キャラクターは個別の顔と名前とスキルを持っている。ミッションパートでは兵士の訓練、武器やアイテムの開発、街の支援、買物などがあり、XCOMほどではないが基地開発もできる。キャラ固定なところが賛否分かれると思うが、さっくりと遊べるXCOM系としてはすばらしい出来。
ストラテジー
Darwinia
開拓系ストラテジー。古いCGのような世界で、神様視点で記号のような形の人を誘導し、建築を行い、戦闘ユニットで戦い、最終的にロケットで脱出させるまで導く。有志による日本語化MODあり。
Drop Duchy
テトリス+ローグライク系戦略ボードゲーム。落ちてくるブロックをテトリス風に積んでいき、生産や軍備の増強を行っていく。地形と生産施設で物資を調達し、軍事施設で兵士を補充する。横軸を揃えるとその行の物資が入手できる。配置の際に敵の軍事施設も落ちてくる上、隣接するブロックや縦横軸で効果が変わるものもあるので、どう配置するか頭を使う。1ゲームごとにランダムな3種類のカードが提示され、選んでいくあたりはスレスパっぽい。ゲーム内で得られるポイントを使って新しいパーツや新勢力をアンロックし、強化していく。難易度は高くないのでノーマルくらいならさっくりクリアできる。軽く頭使う系としてよくできてる。
Flotilla
船団を率いて宇宙を旅するSFローグライク。アドベンチャーパートではランダムで発生するイベントと選択肢により、様々な出来事が発生する。戦闘パートはコマンド入力式の3D戦艦バトル。全ての船の行動を入力すると、敵味方が一斉に動き始める。敵に後ろやお腹を見せないように、敵の動きを予測して、3次元で船の向きや位置を変えて有利な位置取りをしていく。戦闘はちょっともっさりだが、回転もありの3D戦闘はなかなか新しい感覚。
Hexarchy
カードゲーム+Civilization。ランダムで配られるカードを使い、建築物を立てたり、兵士を雇ったり、文明を発達させたりして領土を発展・拡大させていく。マップはヘックスで、それぞれの地形に応じて生産物があり、市民を割り当てることで生産物を得られる、という基本はまったくのCiv。しかし手札がランダムなため、いつも思ったようには発展できない。ある程度遊ぶと重要なカードが固定されてしまうが、手軽にちょっと新しい感じのCivっぽい何かを遊べるのが良い。
Militia
将棋のようなカジュアルストラテジー。盤面上に敵味方にそれぞれ特徴的な動きをするコマが配置され、移動+攻撃で敵にやられないように駆逐していく。☆のついた敵を全滅させればクリア。敵に攻撃されない位置取りをしつつ、時間期限内に敵を倒さなければならない。攻撃してくる敵は親切に「!」で表示してくれるが、敵を倒すことによって道が開け、予想外の敵の攻撃をくらうこともある。戦略もさることながら、注意力が要求される。日本語非対応だが、コマの種類はそんなに多くないのでやっていくうちに理解できるはず。
シミュレーション
As Far As The Eye
ヘックス状のマップを探索し、素材を集めて新天地を目指すほのぼのキャラのターン制シミュレーションゲーム。プペルというてるてる坊主みたいなキャラに指示を出し、食料や木、鉱石などの素材を集め、生産施設などを建設していく。戦闘はないが、病気や空腹などでプペルが死亡する場合はある。各マップには時間制限があり、制限時間内に必要な素材を集めて次のエリアへ移動しないと津波に巻き込まれてゲームオーバーになってしまう。ほのぼのとした絵柄だけれど、リソース管理がなかなかシビアで手応えあり。
Craft The World
ドワーフ穴掘り横2Dシミュレーション。プレイヤーはドワーフの作業者たちに移動、穴掘り、建築、戦闘などの指示を出す。ドワーフの手により素材を集めながら拠点を建て、迫り来る敵を迎え撃つ。日本語対応。
Duskers
4機のドローンに指示をし、廃棄船の中を探索していく。ドローンへの指示はプログラムのような文字による命令で行う。画面はドローンから送られるノイズのような映像とマップ情報。船内で見つけた装備をドローンに取り付けながら、宙域を移動しつつ探索を繰り替えす。明確なクリア目標はなし。
Rebuild 3: Gangs of Deadsville
ゾンビアポカリプスの世界で、ゾンビと戦いつつ、他勢力と勢力争いをしながら、キャラクターたちに戦闘、探索、建築、研究、生産、交渉などの指示を出し、四角いマス目状のマップで生存領域を拡大していく都市シミュレーション。日本語非対応だが英語テキストがそこそこ多い。
Sid Meier’s Railroads!
鉄道シミュレーション。町から町に鉄道を通し、交通と資源と交易によって得た収入でさらに路線を広げていく。複雑そうに見えるし、英語のみだけど、やってみたらわりとなんとかなる感じ。
Turmoil
油田掘りシミュレーション。油田を掘り当て、油田を売ったお金で設備や能力を買い足して、さらにどんどんと油田を掘っていく。英語のみだけどプレイしているとなんとかなる感じ。油を吸い出す感じが楽しい。
タワーディフェンス
Digs TD
穴掘りタワーディフェンス。ブロックを掘って道を作りながら、そこに埋もれている罠を発掘し、罠の場所を移動させて敵を迎撃する、というちょっと変わったもの。障害物はあるものの、ほぼ自在にルートを作り出せ、そこに罠を設置していく。またランダムで出現するグレードアップカードで罠を強化もできる。自由に道を作れるなら簡単じゃん、と思うが、敵の出現箇所は徐々に増えていくので、それをすべて上手に罠ルートへ誘導するのはなかなか頭を使う。大味だしいかにもインディーゲームな見た目だけれど、やりはじめるとけっこうのめり込む。
ガーディアンズ・オブ・ホールム
ファンタジー系タワーディフェンス。ダンジョン内を迫ってくる敵を、罠を設置して待ち構え防衛する。敵の進路をコントロールしつつ、狭い通路へ誘い込んで集中砲火を浴びせたり、押し出しや引っ張りで奈落へ突き落としたりで倒していく。罠は手持ちの中から複数がランダムで提示され、その中から選んで設置していく。手持ちの罠はミッションクリアごとにランダムに提示されるものから選んで増やしていくスレスパ方式。クリア時のスコアで新しい罠がアンロックできるのだが、この罠の種類が異常に多い。覚えきれないくらいに多い上、レベルアップでさらに2系統から効果が選べるという。とはいえ使える罠は限られてしまうのはカード系ローグライクの宿命。タワーディフェンスとしてはぬるめだけど、ちゃんと楽しい。
パズル
Everyday Genius: SquareLogic
ナンプレみたいな数字パズル。書かれた四則演算等のヒントを元に、縦横列で同じ数字が重ならないように数字を入れていく。ちょっとした頭の体操に。
Lucidity
ひたすら右側へと進んでいく少女を、様々な効果のブロックを配置して無事に導くカジュアルなパズルゲーム。絵本のような絵柄のアドベンチャーパートも印象的。
Mini Metro
駅から駅に線路を引き、乗客を効率よく運ぶ。トレインシミュレータというよりパズルゲーム。乗客や駅は記号で表されており、乗客を同じ形の駅まで運ぶ。リソースは一定時間で2択が出るので、選択して得る。絵柄もゲーム内容もシンプルだが、ゆえにハマる。公式に日本語対応。
Mini Motorways
「Mini Metro」の続編。今度は車と家と駐車場。家と駐車場がランダムで出現するので、同じ色のものをつなげて往復できるようにする。駐車場に要求される数の車を供給し続けるのが目的。道路が交われば交差点になり、交差点が増えれば当然渋滞が発生する。トンネルや高速道路も駆使して、渋滞の少ない道路網を整備しよう。見た目シンプルだけどハマる。
Morphblade
六角形のマス目に現れるシンボルによって、襲ってくる攻撃したり瞬間移動したり回復したりできるパズルストラテジー。マス目のレベルが上がると、隣り合ったマス目と接続して効果を追加できる。シンプルだけどハマるカジュアルゲーム。
Scribblenauts Unlimited
英単語を入力すると、それが実体化したり、属性になったりする。その能力を使ってマップ内で発生している問題を解決していくパズルゲーム。ある程度英語力は必要だが、中学生程度の英語があればなんとかクリアはできる。どちらかというとひらめきが重要なゲーム。
Train Valley
線路を引いて、ポインタを切り替え、列車を目的の駅へと導く。トレインシミュレータというより、パズルゲームの色合いが強い。時間は自由に止められるので、ゆっくり考えられるが、それでもなぜかぶつかってしまう列車たち。カジュアルに楽しめる。公式に日本語対応。
Train Valley Origins
Train Valleyの正当後継版。2が路線変更でイマイチだったが、こちらはちゃんと1作目を踏襲。というか焼き直しかな? 駅から駅に線路を引き、行く先が決まった列車をポイントを切り替えて誘導するパズルゲーム。正面衝突や間違い輸送をしないように気をつけながら、つつがない列車運行を目指す。貯めたお金でまた線路を引いたり、良い列車を購入したりしていく。シンプルながら忙しくて楽しい。今回はエディットモードと、他の人が作ったマップで遊べるワークショップがあって遊びの幅も広がっている。もっとみんなマップをアップしてくれ。
幻想
Alice Madness Returns
「不思議の国のアリス」をモチーフにしたアクションゲームである「アリス・イン・ナイトメア」の続編。家族を失い、閉鎖病棟に閉じ込められたアリスは、心が逃げこむ世界「不思議の国」を創りだした。しかしその「不思議の国」が崩壊しはじめた。アリスはヴォーパルナイフを手に、不思議の国を崩壊から救うための戦いに身を投じる。様々な美しい景観のステージをめぐり、不気味な敵と戦う。複数の武器、ガード、回避、多段ジャンプなど、アクション性が強いゲーム。幻想と狂気を煮詰めたようなアート作品のようなゲーム。日本語対応。
GRIS
水彩画のようなとても幻想的な雰囲気の横スクロールアクションアドベンチャー。キャラクターの女性の動きや、背景の細やかな造形が秀逸。音楽や演出も素晴らしい。日本語対応。
The Path
ベルギーのTALE OF TALES社が制作した、とても美しく不思議で不気味な3Dアドベンチャー。6人の少女が森をさまよい、様々な「狼」に出会う。画面を侵食する不可思議な文様、常に変化するBGMの歌声、霧の向こうから現れるスポット、そして最期にたどり着くおばあさんの家。敵などは登場せず、ただ幻想的な世界を探索し、酔いしれるゲーム。日本語対応。
狂気
Neverending Nightmares
白黒ベースの横スクロールホラーアドベンチャー。絵本のようなグラフィックスは、絵本作家エドワード・ゴーリーに影響を受けたという。悪夢の中を探索し、怪物から身を隠し、より深い階層へ降りていき、悲劇に遭遇し、そして目覚める。だがそこもまた悪夢。目覚めるたびに、何が本当の現実かわからなくなってくる。日本語対応。
ローグライク RPG
Bionic Dues
ロボット系ローグライク。4種のロボットを入れ替えながらマップを攻略していく。ロボなので戦闘は基本銃器による遠距離攻撃。装備できる部位が多く、出て来るアイテムもランダムな性能で多種多様。次第に戦闘よりもアイテム選びの方に時間がかかってくる。それもまた楽しい。有志による日本語化あり。
Crypt of the NecroDancer
ローグライク+リズムゲーム。ぱっと見はとてもオーソドックスな見下ろし型ローグライクだが、音楽に合わせて行動しないとペナルティをくらうという、考える暇なく動かなくてはいけないゲームシステム。難しそうだけどやってみたら案外いける。自分の好きな曲を設定してプレイもできる。一部日本語化するMODがあるとのこと。
For The King
「For The King」はボードゲームとローグライクが融合したRPG。3人のキャラがマス目のマップを移動して、様々に発生するイベントに遭遇したり、敵と戦ったりしながらシナリオを進めていく。イベントも戦闘も全て「確率」で決まるが、運任せだけではなく、装備や選択肢を上手に選んで有利な展開へと導いていく。テキストはそこそこ多いが、日本語対応した、ありがたい。
Infectonator: Survivors
ゾンビが蔓延し人類がほとんどいなくなった世界で、生存を目指す者たちの物語。町のマップ上でクエストを探し、仲間を増やしたり、脱出用の車の部品を探していく。各建物にはゾンビが跋扈していて戦闘となる。戦闘は位置取りはプレイヤーが指示するが、戦闘は敵が射程内に来ると自動的に行う、移動可能なタワーディフェンスのような感じ。拠点では食料や武器などちょっとしたクラフトもあり。ブラウザ上での無料版もあるようだが、Steam版の方がキャラなどは増えているっぽい。日本語非対応。
One Way Heroics / 片道勇者
右に右に強制スクロールするローグライク。システムはとてもオーソドックスなローグライクだが、のんびり行動してると世界の左端で消滅してしまう。日本語完全対応、っていうか日本産。チュンソフトがリメイクした「Mystery Chronicle: One Way Heroics」も出ている。
ローグライク アクション
Dead Cells
横スクロールアクションローグライク。頭が炎のよくわからない主人公が、最大2つの通常武器と2つの特殊武器を手に、地下からの脱出を目指す。ローグライクなだけに、ダンジョンの構造や出現するアイテムは毎回ランダムで変わる。最初から二段ジャンプやローリングができ、動きも機敏でアクション性は高く、うまく動かせると爽快。
The Flame in the Flood
サバイバル系ローグライクアクション。洪水で荒廃した世界で、川を下りながら上陸地点で上陸し、使えそうなアイテムを集めていく。集めた素材で道具や武器を作り、サバイバルしていく。時にオオカミやイノシシに襲われることもあるが、それ以上の敵は飢えと乾きと疲れと寒さ。アイテム合成はレシピが最初から出るのでとっつきやすいかと。絵が独特。有志による日本語化あり。
Heat Signature
宇宙を舞台にしたドット絵見下ろし型のSFローグライクアクション。宇宙船に侵入して、テレポーテーションやステルスなどのガジェットを使い、敵を倒したり隠れたりしながらミッションをこなしていく。スペースキーで時間を止め、その間に武器交換したり、銃の狙いを定めたり、次のアクションを実行できる。これにより、ポーズをうまく使って連続で敵を倒したり、銃撃をかわしたりとスーパーアクションができる。特に近接武器の無双っぷりが快感。マップや配置される敵は毎回変わるので、何度もプレイできる。日本語非対応。
カードバトル
Fights in Tight Spaces
シルエットのキャラクターが狭い部屋で戦い合うタクティカルカードバトル。主人公は基本近接攻撃で戦っていく。移動も攻撃もすべてカードで行う。単に攻撃するだけでなく、敵や自分の立ち位置を変えて同士討ちさせたり、画面外に押しやったりと戦略的に戦っていく。カードの強さだけでなく、立ち位置やカードを使う順番で脳みそを使う。
Gordian Quest
「Slay the Spire」系カードバトル+RPG。最大3人のキャラクターからなるパーティを組む。マップ上ではパスでつながれたポイントを移動し、各ポイントで戦闘やイベントが発生。戦闘は縦3から4行のマス目状で、位置によって攻撃をしのいだり、攻撃が届かなかったりと、立ち位置の重要性が高い。イニシアチブを元に戦闘順が決められ、各キャラは自分のターンなったら各キャラ用のカードを使って攻撃や防御を行う。防御は次の自分のターンでリセットされる。キャラは武器だけでなく、体や腕、足などにそれぞれ効果付きの装備を装着できる上、レベルアップ時には能力ツリーで成長させていくなど、RPG的要素が強い。
NEOVERSE
「Slay the Spire」系の女性主人公のSF系カードバトル。キャラクターはタイプの違う女性が3人いて、それぞれ扱うカードや能力も異なる。きれいな女性キャラが取り沙汰されることが多いが、カードゲームとしても面白い。特徴的なのは、提示されたカラーのカードを順番に使って攻撃力が倍増するコンボと、自分のガードをぴったりの値で削られることで敵の動きを封じるパリイ。これによってカード選択の戦略性が高まり、うまく活用することで戦況を大きく変化させることもできる。見た目だけではない面白さのあるゲーム。
Roguebook
「Slay the Spire」系の攻撃防御カードバトル。マップはヘックス状で、筆とインクを使って未知の領域を開いていく。戦闘は2キャラを使ってのカードバトル。キャラそれぞれにカードがあって、それが混在して手札になる。前衛後衛があり、基本的に前衛がダメージを受ける、だけでなく、キャラの位置によって攻撃やカードの効果も変わる。防御は消滅して次のターンには引き継がれないスレスパタイプ。カードだけでなく、キャラに付けるアイテムやカードに付けるジェムも豊富。アイテムによって劇的に難易度が変わるので運任せなところもあるが、難易度は低めなので気軽に遊べる。
Human Resource Machine
プログラミングパズルゲーム。値のコピーや取得、演算ジャンプなどの命令を組み合わせた簡単なプログラムを作って、左のコンベアから出てくる数値や文字を取って、右のコンベアに指定された値を流せばOK。プログラム的な考え方の入門としては良い。後半になるとプログラムが膨大になってきて、デバッグのしんどさも体験できる。
Spellcaster University
魔法大学を経営して、魔王軍の侵攻に対抗する魔法学生を育てるシミュレーション。まずは部屋を配置していき、魔法学校の建屋を立てる。部屋は魔法を学ぶ教室や、食堂、寝室、管理室、見張り塔など、それぞれの役割を持っていて、ランダムにカードで提示されるものの中から選んで配置する。部屋の形や繋がりも様々なのでどこにどう配置するかもわりと重要。部屋の他にも、様々な効果の家具や装飾品、生き物なども配置できる。学生たちは部屋があると勝手に学習していく。学生が学んで生み出した資金やマナを元に、さらに学校を拡張していく。定期的に発生するイベントでも様々なことが起こる。いちおうダンジョンなどでの戦闘もあるが、基本は建築とリソース管理のがっつりシミュレーション。