ドローンに文字入力のコマンドで命令を与えて探索するという、一風変わったローグライクゲーム。
プレイヤーがコールドスリープから目が覚めると、宇宙船内に1人きり。他に人の気配もなく、ただ目の前の端末で何機かのドローンを操作できるのみ。情報を求めて宇宙ステーションへ接続し、ドローンを派遣してみるが、そこにもやはり人の気配はなく、その代わりにエイリアンや暴走した防衛システムが徘徊していた。
記号と文字と線画のマップ、そして見づらいノイズだらけの映像という、かなり変わった見た目。ゲーム内容も一風変わっていて、プレイヤーは最大4機のドローンに文字で指示を与えて宇宙ステーション内を探索し、資源や燃料を得ていく。ドローンにはアップグレードと呼ばれる装備を設置することができ、資源を探索したり、回収したり、コンピュータにアクセスしたり、電源を入れたりと、さまざまな行動を行わせることができる。逆に言えば、アップグレードがないドローンは移動以外なにもできない、お掃除さえできないポンコツに成り果てる。
アップグレードは、探索中に壊れたドローンから発見するか、お店宇宙ステーションで購入するかして入手する。使用回数に限りもある。チャージはできるがそのたびに耐久力が落ちていくので、アップグレードを上手に入手していくことが生存の鍵になっていく。
プレイヤーは、ステーションを俯瞰で見られるマップ画面と、各ドローンの視点からステーション内の様子を見ることができる。これらを上手に切り替えながら、敵をかわしたり、障害物を避けて移動したりしていく。ドローンの操作はコマンド入力のみと説明したが、移動についてのみ、プレイヤーは選択したドローンを方向キーで移動させることができる。また、ドローンの操作以外に、電源の入ったステーションのドアの開閉も制御できる。
しかしステーション内には、エイリアンや暴走戦車などの敵が跋扈している。敵は基本的にドアを開けられないため、ドアを閉めて安全を確保した上で探索を進めていくことになる。敵がいるかどうかは、Stealthで身を隠して室内に侵入したり、Motionで隣の部屋の様子を伺ったりして確認できる。敵に対しては、TurretやMineなどで直接攻撃もできるが、基本的には直接対決ではなく、船の防衛システムを使用したり、敵がいる部屋の外部ハッチを開いて敵を船外へ放り出すなど、頭を使った方法で攻略するのがメイン。敵を部屋から部屋へとうまく誘導し、排除していくことになる。
ステーションを一通り探索し終えたら、別の宙域に、さらにはスターゲートを使って別の星系へと探索域を広げていく。いくつかサブクエストもあるが、最終目的はない。力尽きるまで探索していくのみ。
ゲームとしては目新しく面白いが、最終目的がないことと、イベントや敵の種類が少ないのが少し惜しい。また、最終的にTeleportのアップグレードが強力すぎて、これを使いこなすようになると、やや作業的になってしまう。今でも十分面白いが、もう少し磨けばもっと良い作品になりそうな気もする。ただ、「開発は終了」と開発者が言っているらしく、その点は残念。

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