Beyond Contact

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クォータービューの見下ろし型SFアクション。調査のため赴いた惑星に調査船が墜落してしまった。唯一生き残った主人公は、生存者を探索し、星から脱出するための方法を探す冒険に出る。

様々なバイオームからなるランダムで生成されたマップを探索していく。敵を倒したり採集したりして素材を集め、装備や建物、設備をクラフトして拠点を築いたり、行動範囲を広げたりしていく。バイオームには極寒や灼熱、放射能などさまざまな影響を与えるものがあり、装備などでそれを緩和しながらより遠くへと探索を進める。

ストーリーモードとサバイバルモードがある。ストーリーモードではシナリオに沿って各地へ赴いたり素材を集めて特定のものをクラフトしたりして、話を進めていく。けっこうしっかりとしたシナリオが準備されているが、基本的に一本道シナリオなので何度繰り返しても同じ流れになる。サバイバルモードではシナリオはなく、適正勢力との陣地の取り合いになる。

クラフト、建設系ということになっているが、装備の種類などはそう多くはない。設備はそこそこあるが、建設は基本的に床、壁、ドアが2種類くらいあるだけで、凝った建築はできない。個人的には建物はいつも豆腐で凝らないタチなので、シンプルなのはありがたいが、マイクラやその他の建設系オープンワールドが好きな人には物足りないだろう。

わりと戦闘がメインのゲームで、ゲーム開始時からそこそこ強い敵と遭遇したりする。ただし走って逃げればだいたい振り切れるので、無理にすべて戦う必要もない。とはいえ敵ごとに素材があるので、けっきょくいつかは戦わないといけない。武器の種類は少なく、また遠距離系の武器がほとんどないので、近距離または中距離の戦いが主になる。敵の強い攻撃は範囲が表示される親切設計なので、それを回避しながらヒット&アウェイを繰り返す感じ。

プレイヤーキャラが複数人いて、建設に強い、戦闘に強いなどそれぞれ異なる特徴を持っている。レベルが上がるとスキルを会得できるが、キャラによってそのスキルツリーも変わってくる。また装備や設備などは研究によって増やしていく。生命、鉱物、クリスタルという3種類のエネルギーがあり、採集や戦闘でそれらを手に入れ、集めたエネルギーを使って研究開発を進める。

敵勢力がいて、のんびりしすぎていると敵の拠点を広げたり、こちらの拠点を攻撃してきたりする。特にサバイバルモードではたびたび拠点攻撃をしてくるので忙しない。テレポートや防衛設備を駆使して拠点防衛をしていく必要がある。一方味方勢力もいて、売買なども可能になる。

世界観の雰囲気はちょっと「No Man’s Sky」に近いが、他の星には飛ばないし、オープンワールドというほど広くもない。それでも各キャラごとにシナリオをクリアするほどには面白かった。

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